この記事でできるようになること
- 4つの投げる種目の、場所のちがいが分かる。
- 「無効」になる例を知る。
- 何回投げられるか、記録の決め方が分かる。
陸上で物を投げる種目を「投てき」とよぶよ。道具を決められた場所から投げるんだ。
勝ち負けは、有効な試技の中で一番よい記録で決まるよ。試技は、1回投げることだよ。
砲丸投・円盤投・ハンマー投は、丸いサークルから投げる。サークルは、地面にかいた丸いわくだよ。やり投は、まっすぐな助走路から投げる。助走路は、走って勢いをつける道だよ。
この記事は、日本陸上競技連盟のきまりをまとめたものだよ。この会は、JAAFともよばれるよ。使うのは、2026年の国内のきまりだ。
投げ方の練習方法は、この記事では教えないよ。道具の安全な使い方も教えないよ。
ばしょ
| 種目 | 投げる場所 | 覚えておくこと |
|---|---|---|
| 砲丸投・円盤投・ハンマー投 | サークル | 投げ始めてから、体がサークルの外にふれると、無効になることがあるよ。 |
| やり投 | 助走路 | 助走路の線や、その外の地面にふれると、無効になることがあるよ。 |
「無効」は、その試技の記録がみとめられないことだよ。失敗した試技のきょりは、記録に数えないんだ。
むこう
2026年のきまりにある例を見てみよう。種目ごとに、細かい条件や例外があるよ。だから、下の例で全部ではないよ。
- 投げ始めたあと、体がサークルのふちの上や、外の地面にふれる。サークルから投げる種目の例だよ。
- やり投で、体が助走路の線や、外の地面にふれる。
- 投げた物が地面に落ちる前に、サークルや助走路から出る。
- 投げた物が最初に落ちたあとが、決められた角度の線の上や外になる。
有効かどうかは、審判がきまりどおりに決めるよ。審判は、判定をする係の人だよ。線にふれたように見えても、この記事だけでは決められないよ。
なんかい
大会の注意に特別なきまりがないとき、投げる回数は人数で変わるよ。
- 出る人が8人より多いとき:まず一人3回。よい記録だった上位8人は、あと3回投げるよ。
- 出る人が8人以下のとき:一人6回が基本だよ。
大会を開く人は、投げる回数を決められるよ。追加で投げられる人数も決められるんだ。本当の回数は、大会の案内を見てたしかめよう。
きろく
順位は、有効な試技のうち、一番よい記録で決めるよ。たとえば1回目が遠くまでとんだとするね。あとでもっとよい有効記録が出たら、よい方を使うよ。無効の試技は、きょりを記録しないよ。
一番よい記録が同じ人がいることもあるね。そのときの決め方は、走高跳・棒高跳とはちがうきまりがあるよ。この記事ではくわしく書かないので、審判や大会の案内でたしかめてね。
ねんれい
ここで書いたのは、JAAFの2026年国内きまりの基本だよ。小学生・中学生・高校生・大人の大会で、同じとはかぎらないよ。投げる回数や特別ルールがちがうこともあるんだ。
大会の注意で回数を変えることも、きまりでみとめられているよ。大会の名前・種目・年をそろえて、たしかめよう。
あんぜん
投てきの道具は、人に当たるととても危ないよ。一人で投げるのはやめよう。先生やコーチの合図を守ってね。
ことば
- 試技:試合で1回投げること。
- 有効試技:きまりどおりにできて、記録がみとめられた試技。
- 無効試技:きまりに合わず、記録がみとめられない試技。
- 角度線:投げた物が落ちてよい場所の、左右の境目の線。
おうちの人へ
投てき用具は、投げる時も運ぶ時も周囲の人に当たる危険があります。お子さまがこの記事を見て一人で投げたり、練習場所を自分で決めたりしないようご注意ください。先生やコーチの合図、会場の安全ルールに従います。用具の重さや投げ方は、年齢だけで決めず、指導者に確認しましょう。
本記事は日本陸上競技連盟『陸上競技ルールブック2026 第3部 フィールド競技』を参照しました。主張IDはAT-C15・AT-C17、資料IDはAT-S08です。標準試技数と順位はTR25.6・TR25.21、代表的な無効条件はTR32.14・TR32.16・TR32.17に基づきます。
これは投てき種目の規則概要です。砲丸・円盤・ハンマー・やりそれぞれの細かな投げ方、全ての失敗条件、学校段階別の用具や安全条件、大会の特別ルールまでは網羅していません。開催大会の最新要項と、指導者・審判の説明を確認してください。
きょうのチャレンジ
テレビや動画で投てきを見てみよう。選手がサークルからどう出るか、見てみてね。