この記事でできるようになること
- アンガルド(かまえ)の形が分かる
- 前と後ろに、すべるように動ける
- ファント(ぐーんと前に出る動き)のじゅんばんが分かる
フェンシングは、けんで相手をつくスポーツだよ。切って点をとる種目もあるんだ。でも、強い選手は「足」がうまいと言われているよ。ここでは、3つのけんに同じ基本をしょうかいするね。3つのけんは、フルーレ・エペ・サーブルだよ。
1. アンガルド
「アンガルド」は、フランス語で「かまえて」という意味だよ。
- 足: 前足のつま先は、相手に向けよう。後ろ足は横向きにするよ。かかととかかとが、一直線にならぶイメージだよ。足の間は、かたはばくらいが目安。
- ひざ: 両ひざを、かるくまげよう。こしを少し下げるよ。
- 上半身: せすじはまっすぐ。体は少し横向きにしよう。相手から見える体が、小さくなるよ。
- けんを持つうで: ひじを、かるくまげよう。けん先を相手に向けるよ。
よくある失敗と直し方
| 失敗 | 直し方 |
|---|---|
| ひざがのびて、ぼう立ち | いすに少しすわるつもりで、こしを下げよう |
| 前のひざが、内がわに入る | ひざがつま先と同じ向きか、かがみで見てみよう |
| 上半身が前にたおれる | 頭を、後ろ足の真上にのこすつもりで |
2. 足さばき|マルシェとロンペ
- マルシェ(前に進む): 前足のつま先を少し上げよう。かかとから前に出すよ。後ろ足を、同じはばだけ引きよせるよ。
- ロンペ(後ろに下がる): 後ろ足から下がろう。前足を、同じはばだけ引くよ。
どちらも、足のはばをかえないのがコツだよ。足がそろうと、次の動きがおそくなるよ。広がりすぎても、おそくなるんだ。頭の高さをかえないでね。こおりの上をすべるみたいに、動いてみよう。
3. ファント
ファントは、遠くの相手に一気にとどく動きだよ。
- けんを持つうでを、先にのばす。 うでが先、足があと。これが基本だよ。
- 前足を、前へけり出す。 後ろ足で、ゆかをおそう。後ろ足は、ピンとのばすよ。
- 前足は、かかとから着地。 前のひざは、足首の真上あたりで止めよう。
- すぐにもどる。 前足でゆかをおして、アンガルドにもどるよ。
よくある失敗と直し方
- 足が先に出て、うでがあとからのびる → うでをのばして、1びょう止めよう。それから足を出す練習をしてみてね。
- 前のひざが、つま先より前に出る → ファントのはばを、少し小さくしよう。ひざをいためないためにも、だいじだよ。
- もどれない → アンガルドにもどるまでを、1回と数えよう。
あんぜんのために
けんは、マスクをつけていない人に、ぜったいに向けないよ。家では、けんを使わないでね。足さばきだけを練習しよう。
きょうのチャレンジ
アンガルドでかまえて、マルシェとロンペを5回ずつやってみよう。足のはばが、ずっと同じならすごい!