できるようになること
この記事でできるようになること。
- 試合の流れを、3つで言える
- 小学生と中学生のちがいが分かる
- 大会の「要項」を見る大切さが分かる
はじめに
バレーボールは、ボールをつないで、相手のコートに返すスポーツだよ。
基本の流れは、学年が変わっても同じ。でも、コートやネット、ボールの重さは、年れいに合わせて変わるんだ。
この記事は、JVA(日本バレーボール協会)の2026年度・6人制競技規則をもとにしているよ。競技規則は、試合のルールのこと。
小学生の付録(小学生向けのルール)を見るよ。中学生の国内特則(日本の中学生向けのとくべつなルール)も見るよ。2026年の大会の参加条件(出られる人の決まり)も、分けて見ていこう。
9人制・ビーチバレー・ソフトバレーの話ではないよ。
あそびとしあい
遊びや練習なら、みんなでルールを決めてもいいよ。ボールを何回さわってもいい、なんて遊びもできるね。
この記事のルールは、試合のルールだよ。大会に出るときは、その大会の決まりにしたがおう。
ながれ
- サービス(さいしょにボールを打つこと)で始まるよ。そこからラリー(ボールを打ち合う時間)になるよ。
- ボールが自分たちのコートに来たら、みかたどうしでつなごう。そして相手のコートへ返そう。
- 相手のコートにボールを落とすと、点が入るよ。相手が正しく返せなかったときも、点が入るよ。
ふつうの6人制では、チームで打てるのは3回までだよ。ブロック(ネットの近くで相手の攻撃を止めるプレー)でさわった分は、3回に数えないよ。
だから「レシーブ、トス、スパイク」の3回で返す形がよく見られるよ。レシーブはボールを受けること。トスは打ちやすく上げること。スパイクは強く打ちこむことだよ。でも、かならず3回さわらなきゃ、という意味じゃないよ。
てんのとりかた
ラリーに勝つたびに点をとる方しきを、「ラリーポイント制」というよ。どちらのチームでも、点がとれるんだ。
相手のサービスを受けていたチームがラリーに勝ったとするね。そのときは、点といっしょに「サービス権」ももらえるよ。サービス権は、次にサービスを打つ番のこと。
ふつうの6人制では、このとき選手が時計回りに1つずつ動くよ。これを「ローテーション」というよ。
JVAの2026年度6人制ルールの基本の形では、先に3セットとったチームの勝ちだよ。
- 第1〜第4セット:25点を先にとる
- 第5セット:15点を先にとる
- どのセットも、2点の差がつくまで続ける
大会によっては、3セットマッチなど、べつの方しきもあるよ。セットの数と、さいごのセットの点は、大会要項でたしかめよう。
はんそく
はんそくは、ルールいはんのことだよ。よくあるものを見てみよう。
- 4回打つ:ブロックでさわった分をのぞいて、チームで4回打って返すこと。
- 同じ人が続けて打つ:ふつう、同じ選手は続けてさわれないよ。でも、チームのさいしょの1回で、1つの動きの中でおきた連続のタッチはべつ。ブロックのあとなども、べつだよ。
- つかむ・投げる:ボールをはっきり止めたり、投げるように運んだりすること。
- サーブのおくれ:主審(いちばんえらい審判)が笛をならしたら、8秒いないに打つ決まりだよ。
- アウト:ボールが線の外に落ちること。線の上に落ちたら「イン」だよ。
- ネットのはんそく:ボールをプレーしている間に、ネットにさわるとはんそく。アンテナ(ネットの両はしの目じるし)の間のネットのことだよ。プレーと関係ないタッチまで全部はんそく、という意味じゃないよ。
はんそくのくわしい決まりには、れいがいもあるよ。ここでは、はじめて見るときに知っておきたいものだけをのせたよ。
くらべてみよう
小学生と中学生で、変わるところを表にしたよ。
| 比べるもの | 小学生の6人制(JVA付録) | 中学生の6人制(JVA国内特則) | JVAの基本規則(一般等の基準) |
|---|---|---|---|
| コート | たて16m × よこ8m | JVAの中学生特則に小学生サイズへの変更記載なし。大会要項を確認 | たて18m × よこ9m |
| ネット | 2.00m | 男子2.30m、女子2.15m | 男子2.43m、女子2.24m |
| ボール | 円周62〜64cm、重さ200〜220g | 円周62〜64cm、重さ240〜260g | 円周65〜67cm、重さ260〜280g |
| リベロ・位置 | 小学生付録ではリベロを使わず、前衛・後衛の位置制限なし | 基本規則と大会要項を確認。2026年全中ではリベロ2人以内の大会特則 | JVA基本規則ではリベロ制度あり。大会要項を確認 |
| ローテーション | 小学生付録では、サービス順をセットごとに決め、セット中はその順を保つ。コート上の位置ローテーションは省略してもよい | 一般ルールでは、レシーブ側がサービス権を得たとき時計回りにローテーション | レシーブ側がサービス権を得たとき時計回りにローテーション |
円周は、ボールをぐるりと一周した長さだよ。リベロは、守りを中心にする、とくべつな選手のこと。前衛はネットに近い列、後衛は後ろの列だよ。
「JVAの基本規則」は、くらべるための「ものさし」だよ。実業団(会社のチーム)やクラブ、学校の大会で、かならずこの数字になるわけじゃないんだ。
たとえば2026年度のJVA全国リーグ大会は、選手・ベンチスタッフの登録の区分で、出られるかを決めているよ。3セットマッチなどの試合の方しきも、大会要項に書いてあるよ。
ここが大切! 小学生付録の「サービスの順番」と「コートの位置」は、べつの話だよ。
- だれが次に打つかの順番は、セットの間ずっとそのまま。
- コートの位置のローテーションは、しなくてもいいよ。でも、かならずしない、という意味じゃないよ。
ほんとうの試合では、大会要項や、コーチの話もたしかめよう。
しょうがくせい
小学生の試合は、セットの点にもとくべつなルールがあるよ。JVA 2026年度付録では、こうなっているよ。
- 第1・第2セット:21点
- 第3セット:15点
- どのセットも、相手より2点多くとる
- 先に2セットとったチームの勝ち
大会がべつのとくべつルールを決めていたら、その大会の要項をたしかめよう。
ちゅうがくせい
中学生も、大会によって試合の方しきが変わるよ。
たとえば2026年の全日本中学校選手権は、全部3セットマッチだよ。JVAの国内特則では、3セットマッチの第3セットは25点だよ。この大会では、リベロを2人まで登録できるよ。
これは2026年の全国大会のれいだよ。すべての中学生の試合に、そのまま同じとはかぎらないんだ。
おとな
「大人」という年れいだけで、出られる大会やルールが1つに決まるわけじゃないよ。
たとえばJVAの2026年度全国バレーボール総合リーグ優勝大会。「実業団」「クラブ」「大学」として登録した選手とベンチスタッフのチームが出られるよ。
これは、この大会の決まりだよ。すべての大人の大会に同じ、という決まりではないよ。年れいの「さかい目」を決めたものでもないんだ。
同じ「一般」の区分でも、大会によってちがうことがあるよ。年れい、登録、チームの作り方、ネットやボールの決まりなどだよ。出るときは、主催者(大会をひらく人)のその年の要項をたしかめよう。
たいかい
年れいのさかい目は、バレーボール全体で1つではないよ。大会ごとに決められているんだ。
- 2026年JVA全日本小学生大会のれい:2014年4月2日か、それより後に生まれた人が出られるよ。そして、2026年5月1日に小学校などにかよっていることも条件だよ。これは2026年のこの大会の条件だよ。
- 2026年JVA全日本中学校選手権のれい:都道府県の中体連に入っている中学校の生徒が対象だよ。全国大会に進む資格を勝ちとったチームが出られるよ。この要項からは、生まれた日だけのさかい目は作れないよ。
- 2026年度JVA全国総合リーグ大会のれい:「実業団」「クラブ」「大学」として登録した選手とベンチスタッフのチームが対象だよ。これは参加資格のれいで、年れいのさかい目ではないよ。
この3つは、大会のれいだよ。バレーボール全体の年れいルールではないんだ。地いきの大会やべつの大会に出るときは、その大会の新しい要項を見てね。
ことば
- 6人制:1チーム6人でコートに入るバレーボール。9人制など、べつの種目もあるよ。
- ラリー:サービスから、どちらかが点をとるまでのボールの打ち合い。
- サービス権:次にサービスを打つ番。
- ローテーション:選手がコートの位置を時計回りに動くこと。
- 円周:ボールをぐるりと一周した長さ。
- 国内特則:日本の試合に合わせて決めた、とくべつなルール。
- 要項:大会の日にち、出られる条件、使うルールなどをまとめた案内。
おうちのひとへ
本記事は、JVA 2026年度6人制競技規則(2026年4月1日施行)と2026年の各大会要項に基づいています。年齢区分・参加資格は大会ごとに定められており、競技全体で一律ではありません。お子さんが大会に参加する際は、主催者が出すその年の大会要項を必ずご確認ください。
きょうのチャレンジ
おうちの人とボールをつないでみよう。3回で相手に返せたら、すごい!