この記事でできるようになること
- 3つの種目の勝ち方のちがいが分かる
- 大会の見どころが分かる
- 選手の作戦を考えながら見られる
3つの種目、3つの勝ち方
日本山岳・スポーツクライミング協会のルールでは、種目が3つあるよ。ボルダー、リード、スピードだよ。
- ボルダー: ひくいかべの課題を、いくつのぼりきれたかをきそうよ。課題=のぼるコースのことだよ。
- リード: ロープをつけて高いかべをのぼるよ。どこまで高くのぼれたかをきそうんだ。
- スピード: 決まったルートを、どれだけ速くのぼれるかをきそうよ。
ボルダーの見どころ
ボルダーでは、決められた時間の中で、何回でもちょうせんできるよ。
- 完登(トップ): いちばん上のホールドを両手で持って、のぼりきること。ホールド=手や足をかける出っぱりだよ。
- ゾーン: 課題のとちゅうにある、目じるしのホールド。のぼりきれなくても、ここまで行けるとポイントになるよ。
- ちょうせんの回数: 少ない回数でのぼるほうが、有利だよ。
作戦: 1回目で「ためしてみる」か、「一ぱつでのぼりきる」か。時間の使い方で、勝負が分かれるよ。選手がかべの前で手を動かして、のぼり方を考えているすがたも見てみよう。
リードの見どころ
リードでは、ロープをつけて高いかべをのぼるよ。
- のぼる前に、決められた時間でルートをよく見るよ。
- のぼるとちゅうで、ロープをかべの金具にかけながら進むよ。
- 落ちたら、そこでおしまい。どこまで高くのぼれたかで、順位が決まるよ。
作戦: どこで休むかが大事だよ。うでをのばして、手をぶらぶらさせて休むんだ。これを「シェイク」というよ。後半の苦しいところで、選手がどうがんばるかを見てね。
スピードの見どころ
スピードは、決まったルートを2人がいっしょにのぼって、速さをきそうよ。数びょうで勝負が決まるんだ。見ていて分かりやすい種目だよ。
- スタートの早さ
- 手と足をおく場所を、まちがえずに速く動けるか
- 小さなミス1つで勝負が決まる
見るのを楽しむコツ
- ボルダーでは、選手がかべを見ているときに考えよう。「自分ならどこから手を出すかな?」
- リードでは、選手が休んでいる場所を見てみよう。
- スピードでは、左右の選手のどちらが先にゴールのボタンをたたくか見よう。
年ごとの大会
協会は、「ユース」とよばれる年ごろの大会もひらいているよ。年ごとのグループや種目は、大会のきまりに書いてあるよ。出る前に、おうちの人とたしかめよう。
きょうのチャレンジ
ボルダーの動画を1つ見て、選手より先に「つぎはどのホールドかな?」と当ててみよう!