この記事でできるようになること
- 家で、すり足の練習ができる
- タオルで、素振りのまねができる
- 学年に合ったメニューを選べる
家の中で竹刀を振ると、あぶないよ。天井や家具、人に当たってしまうんだ。
だから家では、竹刀は振らないでおこう。足の動きと、体づくりをやろうね。全日本剣道連盟(全剣連)の資料をもとにしても、そのほうが安心だよ。道具がほとんどいらないメニューを、しょうかいするね。
はじめる前に
- すべりやすい床はやめよう。くつ下のままや、ワックスをぬったばかりの床はあぶないよ。はだしでやろうね。
- まわりに物がない場所を作ろう。たたみ2まいぶんくらいの広さだよ。
- アキレス腱=かかとの上のすじを、左右ゆっくりのばそう。全剣連の手引きでも、ケガの多いアキレス腱のストレッチ=体をのばす運動を、準備運動に入れるようすすめているよ。
十字すり足
床にマスキングテープ=はがせるテープで、十字をはろう。真ん中に立つよ。
中段の構え=剣道のいちばん基本の構えの足の形のままだよ。前・後ろ・右・左へ、1歩ずつ動こう。そして、真ん中にもどるよ。
- 回数:前後左右で1セット。5セットやろう。
- コツ:左足をすぐに引きよせよう。頭の高さを変えないでね。
タオル素振り
タオルを1本、両手で持とう。竹刀のかわりだよ。
タオルを頭の上へふりかぶって、前へふり下ろそう。タオルなら、当たっても痛くないね。
- 回数:10回を2セット。
- コツ:左手は、体の真ん中からはなさない。ふり下ろすとき、右足を少し前に出そう。手と足をいっしょに動かすよ。
声出しと息
息を大きくすって、おなかから「メン!」と短く言おう。近所のめいわくにならない時間に、小さめの声でね。
大きな声を出すのが目的じゃないよ。「打つしゅんかんに声を出す」タイミングの練習なんだ。
足と腰づくり
| メニュー | 目安 | ねらい |
|---|---|---|
| かかと上げ | 15回 | ふくらはぎ・踏み込み |
| ゆっくりスクワット | 10回 | 足腰 |
| その場ももあげ | 20回 | すばやい足 |
かかと上げは、つま先立ちになる運動だよ。スクワットは、いすにすわるみたいにひざを曲げる運動だよ。
学年別のやさしい版・むずかしい版
- 1・2年生。 十字すり足は、前と後ろだけでOK。タオル素振りは5回からはじめよう。
- 3・4年生。 家の人に「前!」「右!」と言ってもらって動こう。合図にすぐ動ける力がつくよ。
- 5・6年生。 十字すり足を「2歩出て、2歩もどる」にしよう。タオル素振りのあと、前へ1歩すり足で進んでみよう。「打ってぬける」動きの練習だよ。
公園でできること
公園では「ダッシュとストップ」がおすすめだよ。合図で走りだして、合図でピタッと止まろう。
剣道では、打ったあと止まらずにぬけて、すぐにふり返るよね。その足づくりになるんだ。木のえだなどを振り回すのは、やめようね。
終わったら
整理運動をしよう。体を大きくゆっくり回して、ふくらはぎとアキレス腱をのばすよ。
きょうのチャレンジ
十字すり足を5セットやってみよう。終わったら「左足を早くよせられた」など、できたことを1つ家の人に話してね。