はじめての車(くるま)いすバスケットボール練習(れんしゅう)ガイド

車いすバスケは、ボールの前に「車いすを自由に動かすこと」から始まるよ。体験の日にやることと、安全に楽しむための約束をまとめたよ。

この記事(きじ)でできるようになること

車いすバスケットボールってどんな競技?

車いすに乗(の)ってするバスケットボールだよ。1チーム5人で試合(しあい)をするよ。チームに登録(とうろく)できるのは12人までだよ。

ゴールの高さは、立ってするバスケと同じ。フリースローラインと3ポイントラインも同じだよ。試合は10分を4回やるよ。こうげきは24びょう以内(いない)に、シュートしないといけないよ。

車いすは「体の一部」と考えるよ。だから、車いすにぶつかるのは、体にぶつかるのと同じあつかいになるんだ。

体験(たいけん)・はじめての練習でやること

  1. 体ほぐし: うでや肩(かた)、手首(てくび)をほぐそう。車いすをこぐと、うでと体の真(ま)ん中をたくさん使うよ。
  2. 車いすになれる: まっすぐ進(すす)む、ゆっくり止(と)まる、曲(ま)がる、後ろにもどる。コーンを立てて、まわり道をする練習もよくやるよ。
  3. ボールになれる: すわったまま、パスやキャッチをしよう。ボールを持ったまま、車いすをこぐ練習もするよ。
  4. シュート: ゴールを低(ひく)くしたり、近くから打ったりするよ。すわったまま打つよ。
  5. ミニゲーム: 少ない人数で、せまいコートでやるよ。ルールを学びながら遊ぼう。

はじめは、競技用の車いすを借(か)りられることがあるよ。買う前に、チームやクラブに聞いてみよう。

ルールのとくちょう

  • ドリブルとこぎ: ボールをひざの上に置(お)いたり、手に持ったりしたままでも、車いすを2回までこげるよ。そのあとは、ドリブル・パス・シュートのどれかをしよう。3回こぐと「トラベリング」というはんそくだよ。
  • ドリブルのしかた: こぎながらドリブルしてもいいよ。
  • おしりを上げない: シュートやパス、リバウンド(外(はず)れたボールを取ること)のとき、おしりをいすから上げちゃだめだよ。
  • ファウル(はんそく): 5回ファウルをすると、試合に出られなくなるよ。

家・学校でできる練習

  • ボールになれる: すわったまま、ボールをつく、受ける。まるめた新聞紙(しんぶんし)を、的(まと)に投げるのもいいよ。
  • 体の真ん中とうでを使う遊び: すわったまま、バランスボールで遊ぼう。
  • こぐ練習: 学校のろうかや体育館(たいいくかん)みたいな、平(たい)らな場所(ばしょ)でやろう。前と後ろにこぐよ。大人といっしょにやってね。

<small>図: 車いすをこぐ動作と、2回こいでからドリブルをする流れ(矢印つきの3コマ)</small>

安全のために

  • 車いすは、体に合うものを使おう。足をのせる台に足が合っていないと、けがのもとになるよ。
  • 競技用の車いすには、後ろに小さな車輪(しゃりん)がついているよ。後ろにたおれないようにするためだよ。
  • 競技用の車いすは、床(ゆか)をきずつけない決まりがあるよ。体育館の床に、タイヤのあとがつかないか見よう。
  • すべりやすい場所がないか、見てから始めよう。
  • 手の指(ゆび)をはさまないように、車いすの動きを見ながら進もう。
  • 水を飲(の)もう。つかれたら休もうね。

きょうのチャレンジ

ボールをひざにのせて2回こいで、そのあとドリブルを1回してみよう。できたらすごい!

おうちの人へ

体験に参加できる人や、そのときの用具は、クラブや教室ごとに違います。体験の案内で確認してください。大会に出るには、年齢や、クラス分け(選手の障がいの程度による分類)の決まりがあります。くわしくは、用具の選び方の記事と、クラブの案内をご覧ください。

参考にした資料

はじめての道具

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