この記事でできるようになること
- 練習の前に、車いすを点検できる
- けがをふせぐ体ほぐしができる
- 練習のあとに、手と車いすの手入れができる
車いすバスケは、うでと肩で車いすをこぎつづけるスポーツだよ。だから、体のケアと車いすの点検を、毎回やろうね。
練習の前に|車いすの点検
競技用の車いすには、ルールで決まりがあるよ。ほかの選手がけがをしにくくするためだよ。自分の車いすでも、借りた車いすでも、練習の前にここを見よう。
- タイヤ: 空気がぬけていないかな。床にあとがつかないタイヤかな。
- ハンドリム(タイヤの横の輪): ゆるんだり、へこんだりしていないかな。
- ベルト: 体をとめるベルトが、ちゃんとしまるかな。
- バーやわく: まいてあるカバーが、はがれていないかな。ネジはゆるんでいないかな。
へんなところがあったら、すぐにコーチやスタッフに言おうね。
けがをふせぐ体ほぐし
- 肩回し: 前回し・後ろ回しを、ゆっくりやろう。
- 手首・指のストレッチ: 手首をそらしたり、曲げたりしよう。
- 上の体のひねり: すわったまま、左右にゆっくり体をひねろう。
- ゆっくりこぐ: いきなり全力でこがないよ。ゆっくりから、少しずつ速くしよう。
練習中のやくそく
- こまめに水を飲む: 体育館はあつくなりやすいよ。休けいのたびに飲もう。
- 手のひらを守る: こぐときや止まるとき、手のひらがこすれるよ。まめや傷ができることもあるよ。手ぶくろを使うこともあるよ。
- いたいときはがまんしない: 肩やひじ、手首がいたいときは、すぐにコーチに言おう。
- ぶつかりそうなときは声を出す: 安全のための大事な合図だよ。
練習のあとに
- 体をのばす: 肩・うで・背中を、ゆっくりのばそう。
- 手のケア: 手をあらおう。まめや傷がないか見てね。
- 車いすの手入れ: タイヤやわくのよごれをふこう。ネジのゆるみも、もう一度見てね。
つづけるコツ
練習ノートに「今日できたチェアスキル」を1つ書こう。チェアスキルは、車いすを動かすわざのことだよ。こぐ・止まる・ターン・こぎながらドリブル。できることが1つずつふえると、試合がどんどん楽しくなるよ。
きょうのチャレンジ
練習の前に、タイヤ・ハンドリム・ベルト・バーの4つを、自分で点検してみよう。全部できたらすごい!
おうちの人へ
- できるようになったチェアスキルをほめてください。 「今日はターンが速くなったね」など、具体的な成長を言葉にしてあげてください。
- 体の使いすぎに気をつけてください。 肩や手首の痛み、手のひらの傷がないか、帰宅後に見てあげてください。
- 障がいのある子もない子もいっしょに。 車いすバスケは、障がいのない人も体験会などでいっしょに楽しめるスポーツです。きょうだいや友だちといっしょに参加するのもおすすめです。
- 車いすの整備を相談してください。 体の成長に合わせて、車いすの調整が必要になることがあります。クラブの指導者に相談しましょう。