ホッケーのはじめ方

屋外の人工芝でホッケーをする少女たち

ひとことで

ホッケーは、スティックで ボールを 動(うご)かす チームスポーツだよ。スティックは、先(さき)が 曲(ま)がった ぼうのこと。ボールを おしたり、打(う)ったり、ころがしたりするんだ。相手(あいて)の ゴールに 入れたら 点だよ。

1チームは 11人(にん)(ゴールキーパーも 入れて)だよ。たて 91.4m・横(よこ) 55mの、広(ひろ)い フィールドで やるよ。ボールに さわって いいのは、スティックの 平(たい)らな 面(めん)だけだよ。

やってみたくなるポイント

  • スティックを 使(つか)いこなすのが 楽(たの)しい。 ドリブル(ボールを 運(はこ)ぶこと)、パス、シュートを、スティックの 平らな 面で やるよ。ボールを 自由(じゆう)に 動かせるように なると、遊(あそ)びでも「うまくなった!」と 感(かん)じやすいよ。
  • ゴールの 前の「サークル」の 中から 打った シュートだけが 点に なるよ。 日本(にほん)オリンピック委員会(いいんかい)(JOC)は、これが ホッケーの いちばんの とくちょうだと 言っているよ。せめと 守(まも)りが はっきりしていて、作戦(さくせん)を 考(かんが)える 楽しさが あるよ。
  • 選手(せんしゅ)の 交代(こうたい)が 自由。 JOCによると、試合中(しあいちゅう)の 交代は 自由で、同じ 選手が 何回(なんかい)でも 出(で)られるよ。たくさんの 人が 試合に 出られるんだ。
  • 日本の 女子(じょし)代表(だいひょう)が 活(かつ)やく。 2026年の アジア大会で 優勝(ゆうしょう)して、ロサンゼルス五輪(ごりん)に 出る 権利(けんり)を 取ったよ。JOCの ニュースが 伝(つた)えているよ(2026年7月31日)。
  • 小さい 場所(ばしょ)でも 始(はじ)められる。 国際(こくさい)ホッケー連盟(れんめい)(FIH)は、5人制(せい)の「ホッケー5s(ファイブズ)」を しょうかいしているよ。どんな 年(とし)の 人でも 楽しめる、はじめての 人向(む)けの 形(かたち)だよ。近(ちか)くの 場所に 合(あ)わせて 変(か)えても いいんだ。

はじめ方

  1. 日本ホッケー協会(きょうかい)(JHA)や、県(けん)の ホッケー協会が、始め方を 案内(あんない)しているよ。体験会や 登録(とうろく)の しかたは、協会や クラブに 聞(き)いてみよう。
  2. 学校(がっこう)の 部活動(ぶかつどう)、地域(ちいき)の クラブ、大学(だいがく)の サークルなど、近くの 活動(かつどう)を さがそう。
  3. さいしょは クラブで スティックと ボールを かりよう。「スティックの 持(も)ち方」「ボールを 止(と)める」「ボールを 運ぶ」から 始めるよ。
  4. 公園(こうえん)や グラウンドで、ホッケー5sみたいな 小さい 形から 体験する 方法(ほうほう)も あるよ(FIHの せつめい)。
  5. 見学(けんがく)や 体験の 申(もう)しこみは、住(す)んでいる 県の ホッケー協会か クラブに 聞いてね。

必要(ひつよう)な 用具(ようぐ)

  • まず いるもの: スティック、ボール(試合用は 世界の 連盟の 決(き)まりが あるよ)、動きやすい 服(ふく)と 運動ぐつ、水(みず)、タオル。
  • すすめられている 防具(ぼうぐ)(国際ホッケー連盟の きまり 2026年3月版): すね・足首(あしくび)・口(くち)(マウスガード)の 防具を つけると 安心だよ。公園や あそびでは いらないよ。チームの 練習や 試合で つかうよ。ゴールキーパーは、頭(あたま)の 防具、足(あし)の 防具、キッカー(足先の 防具)を つけるよ。ほかの 選手と ちがう 色の シャツを 着(き)る 決まりだよ。
  • スティックの きまり(きまり・JOC): ぜんぶの 重(おも)さは 737g いか。JOCによると、長(なが)さは 105cm いか。持つ ところと、曲がった 先(ヘッド)が あるよ。平らな 面と 丸(まる)い 面が あるんだ。
  • ボールの きまり(きまり): 丸い 形で、まわりの 長さが 224〜235mm、重さが 156〜163g。白(しろ)(または ゆかの 色と ちがう 色)で、かたいよ。JOCは、野球(やきゅう)の かたい ボールと ほぼ 同じ 大きさ・重さの プラスチックだと 言っているよ。
  • さいしょは 買(か)わなくていいもの: 自分(じぶん)の スティック(身長(しんちょう)に 合う 長さは、コーチに 相談(そうだん)しよう)、ゴールキーパー用の 道具(どうぐ)。クラブで かりられる ことも あるよ(かしてくれるかは、チームごとに 聞いてね)。
  • 練習(れんしゅう)する 場所によっては、人工芝(じんこうしば)用の くつなど、決まった くつが いる ことも あるよ。
  • お金(かね)の ことは「おうちの人へ」に 書いたよ。

基本(きほん)ルール

ルール1つを、絵(え)1まいと短(みじか)いせつめいで見ていこう。全部(ぜんぶ)で6まいだよ。

スティックの表で打つのルールを表した絵

1. スティックの表(おもて)で打(う)つ

ボールに当てていいのは、スティックの平(たい)らな面(めん)だけだよ。うら側(がわ)で打つのは、してはいけないよ。スティックの「へり」で強(つよ)く打つのも、だめだよ。

サークルの中からゴールをねらうのルールを表した絵

2. サークルの中(なか)からゴールをねらう

点になるのは、せめる側(がわ)が、サークルの中でスティックで打ったボールが、ゴールに入った時だけだよ。点が多(おお)いチームの勝(か)ちだよ。

足でボールをあつかわないのルールを表した絵

3. 足(あし)でボールをあつかわない

フィールドの選手(せんしゅ)は、足・手・体でボールを止(と)めたり、運(はこ)んだりしてはいけないよ。ボールは、スティックであつかうよ。

横から出たらそこから再開のルールを表した絵

4. 横(よこ)から出(で)たらそこから再開(さいかい)

ボールが横の線(サイドライン)をこえたら、さいごにさわらなかったチームの選手が、こえた場所からまた始(はじ)めるよ。

相手とぶつからないのルールを表した絵

5. 相手(あいて)とぶつからない

相手の体・スティック・服(ふく)にさわったり、ボールを取りにいく相手をじゃましたりしてはいけないよ。ゴールキーパーに対(たい)しても同じだよ。スティックは、ほかの選手の頭(あたま)より高く上げてはだめだよ。

ボールを地面でころがすのルールを表した絵

6. ボールを地面(じめん)でころがす

シュートいがいで、わざと打ってボールをうかせてはいけないよ。5m以内(いない)の相手に向けたういたボールは、あぶないはんそくだよ。パスは、地面をころがそう。

ルールのまとめ表(ひょう)

国際ホッケー連盟(FIH)の「ホッケー競技規則(きょうぎきそく)」(2026年3月1日から 使われている きまり)と、日本オリンピック委員会(JOC)の しょうかいを もとに 書いたよ。

項目(こうもく)内容(ないよう)
人数(にんずう)1チーム 16人まで。いっしょに フィールドに 立てるのは 11人(ゴールキーパーを 入れても、ぜんいん フィールドの 選手でも いい)。ひかえは 5人まで
交代試合中に 何回でも できる。同じ 選手が 何回でも 出られる
フィールドたて 91.40m × 横 55.00m。まん中の 線(せん)、ゴールから 22.90mの「23mライン」、ゴールの 前の「サークル」が ある
ゴールはば 3.66m、高(たか)さ 2.14m。ゴールの 前の サークルは、ゴールの 後(うし)ろの 線から 14.63mの ところまでの 半円(はんえん)
試合時間(じかん)15分(ふん) × 4クオーター。1と 2の 間(あいだ)・3と 4の 間は 2分、前半(ぜんはん)と 後半(こうはん)の 間は 10分 休(やす)み
ボール丸くて、かたい。白(または ゆかの 色と ちがう 色)。まわりの 長さ 224〜235mm、重さ 156〜163g
スティックぜんぶの 重さ 737g いか。ボールに 当(あ)てて いいのは 平らな 面だけ
点せめる 側(がわ)が、サークルの 中で スティックで 打った ボールが、ゴールに 入ったときだけ 点に なる。点が 多い チームの 勝(か)ち
試合の 始まりセンターパス(まん中から 1人が ボールを 出す)で 始まる。点が 入った あとも、入れられた チームの センターパスで また 始める
審判(しんぱん)2人。それぞれ、フィールドの 半分(はんぶん)を おもに 見る。はんそくを 決めて、点と カードを 記録(きろく)する

おもな はんそく

はんそく内容(きまりの 番号(ばんごう))
足・手・体(からだ)で ボールを 止める、運ぶフィールドの 選手は しては いけない(9.11)
スティックの うら側で 打つしては いけない(9.5)
スティックの「へり」で 強(つよ)く 打つしては いけない(9.6)
スティックを 高く 上げるほかの 選手の 頭より 高く 上げては いけない(9.2)
相手に さわる・じゃまを する相手の 体・スティック・服に さわったり、ボールを 取りに いく 相手を じゃましたりしては いけない(9.3、9.4、9.12)
ボールを うかせるシュート いがいで、わざと 打って うかせては いけない。5m いないの 相手に 向けた ういた ボールは、あぶない はんそく(9.9)
ものを 投(な)げるものや スティックを、フィールドや 人や ボールに 向けて 投げては いけない(9.16)

はんそくの あとと、カード

  • フリーヒット: 多くの はんそくの あとは、はんそくされた チームが、その 場所から フリーヒットを するよ。止めた ボールを 打って、また 始めるんだ。
  • ペナルティコーナー: 守る 側が、サークルの 中で はんそくを したときなどに、せめる 側が もらえるよ。
  • ペナルティストローク: 守る 側が サークルの 中で、点が 入りそうな プレーを はんそくで 止めたとき。ゴールの 前 6.40mの 点から、1対(たい)1で 打つよ(12.4)。
  • カード: 緑(みどり)カード=2分間(かん) 退場(たいじょう)。黄(き)カード=5分 以上(いじょう) 退場。赤(あか)カード=その 試合は もう 出られない(きまり14)。退場の 間、その チームは 1人 少ない 人数で 戦(たたか)うよ。
  • ボールが 外(そと)に 出たとき: 横の 線(サイドライン)を こえたら、さいごに さわらなかった チームの 選手が、こえた 場所から また 始めるよ。ゴールの 後ろの 線を こえたときは、どっちの チームが 出したかなどで、始める 場所が 決まるよ。
  • 同点(どうてん)のとき: 勝ち負けを 決める 大会(たいかい)では、シュートアウト戦(せん)で 決めるよ。せめる 選手と ゴールキーパーが、1対1で 8秒(びょう)間 戦うんだ(JOCの しょうかい)。

試合の 流(なが)れ

  1. コイントス(コインの 表(おもて)うら)で、せめる ゴールか、さいしょの センターパスかを 決めるよ。
  2. センターパスで、第(だい)1クオーターが 始まるよ。
  3. 第3クオーターから、せめる ゴールを 入れかえるよ。
  4. 点が 入ったら、入れられた チームの センターパスで また 始めるよ。
  5. 4クオーターが 終(お)わって、点の 多い チームが 勝ちだよ。
ホッケーのフィールドを上から見た図。左右にゴールがあり、ゴールの前に半円形のサークルがある
ホッケーのフィールド
ホッケーのスティックの平らな面と丸い面を示し、ボールに当ててよいのは平らな面だけだと示した図
ホッケースティックの面

年代別(ねんだいべつ)の ちがい

国際ホッケー連盟(FIH)の きまりと、「ホッケー5s」の きまり(2024年5月1日から)を もとに 書いたよ。FIHは、国(くに)ごとの 協会が、きまりを 変える おねがいが できると 書いているよ。トップの リーグより 下の レベルや、ある 年の グループの ためにね。ここでは、公式(こうしき)の 資料(しりょう)で たしかめられた「11人制」と「5人制(ホッケー5s)」の ちがいを 表(ひょう)に したよ。

項目11人制(きまり)5人制(ホッケー5s)
人数いっしょに 11人。登録は 16人までいっしょに 5人(ゴールキーパー 1人を 入れて)。登録は 10人まで(ひかえは 4人と ゴールキーパー 1人)
コートたて 91.4m × 横 55m の 芝(しば)・人工芝長方形(ちょうほうけい)。まわりに ひくい ボード(高さ 10〜25cmが 目安(めやす))。ボードなしでも いい。場所に 合わせて 変えて いい
試合時間15分 × 4クオーター10分 × 2(前半と 後半の 間は 2分)。大会によって 12分や 15分も ある
ボール白など。まわりの 長さ 224〜235mm、重さ 156〜163gボールの 色は、ゆかの 色と ちがう 色。大きさ・重さは、この 資料の はんいでは 11人制との ちがいなし
交代何回でも できる何回でも できる。いっしょに 何人でも いい
退場(カード)緑=2分、黄=5分 以上緑=1分、黄=2分 以上
審判2人この 資料の はんいでは、11人制との ちがいの 記載(きさい)なし
してはいけないことスティックを 高く 上げない、足や 手で ボールを 止めない、など基本は 同じ。FIHは、場所や 人に 合わせて ルールを 変えて いいと 書いている

日本の 小学生(しょうがくせい)・中学生・高校生・一般(いっぱん)の 大会で、人数・時間・フィールドの 大きさ・用具が どう ちがうかは、この 資料の はんいでは 書いてないよ。学校の 学年(がくねん)(小・中・高)と、大会の 部(ぶ)の 分け方は 同じでは ないよ。申しこむ 前に、その 大会に だれが 出られるか たしかめてね。

安全(あんぜん)

  • ボールは かたくて、強く 打つと 速(はや)いよ。チームの 練習や 試合では、すね・足首・口(マウスガード)の 防具が あると 安心だよ。ゴールキーパーは、頭・足・足先の 防具を かならず つけるよ(きまり)。
  • スティックは、人の 頭より 高く 上げないでね。まわりに 人が いないか 見てから ふろう。
  • 打つとき、ボールを 人に 向けないでね。5m いないの 相手に 向けて うかせた ボールは、あぶない はんそくだよ。
  • 水は、練習の 前・とちゅう・あとに のもう。人工芝の 上は 暑(あつ)く なりやすいよ。気分(きぶん)が 悪(わる)くなったら、すぐ 休もう。
  • くわしい 話(はなし)は「おうちの人へ」に 書いたよ。

練習メニューの 例(れい)

(練習の 例だよ。協会の 公式の メニューでは ないよ。コーチの たしかめが ひつようだよ。)

場所内容ねらい
公園・グラウンドスティックで ボールを、まっすぐ 前に ころがすボールを あつかう
公園・グラウンドボールを 右(みぎ)・左(ひだり)に 動かしながら 進(すす)む(ドリブル)平らな 面を 使う
2人3〜5m はなれて、ボールを おして パスするパス
2人パスの あと、ボールを 止めてから 返(かえ)す止める
チームホッケー5sみたいな、少ない 人数の 試合考えて 動く

宮城(みやぎ)で 始めるには

  • ほかの 地域・クラブ・学校の 活動は、日本ホッケー協会や 県の 協会に 聞いてね。
  • 使い方・お金・使える 日は、しせつや 市に 聞いてね。

このサイトの しせつさがしで「ホッケー」を えらんでみてね。宮城県の 中で できる しせつが、地図(ちず)と 一覧(いちらん)で 見られるよ。だんたいさがしでは、体験が できる チームを 市町村ごとに さがせるよ。

よくある 質問(しつもん)

Q. アイスホッケーや フィールドホッケーと ちがうの?A. この 記事の ホッケーは、フィールド(芝・人工芝)で やる ホッケーだよ。アイスホッケーは、氷(こおり)の 上で やる べつの スポーツだよ。

Q. 小学生でも 始められる?A. 何さいから できるかは、クラブや 大会ごとに ちがうよ。5人制の ホッケー5sは、どんな 年の 人でも できる はじめの 形だと、世界の 連盟が しょうかいしているよ。

Q. けがは こわくない?A. ボールも スティックも かたいよ。チームでは 防具を つけると 安心だよ。ゴールキーパーは、頭・足・足先の 防具が ひつようだよ。クラブの コーチに 聞こう。

Q. 日本代表は 強いの?A. JOCの ニュースによると、日本の 女子代表は 2026年の アジア大会で 優勝して、ロサンゼルス五輪に 出る 権利を 取ったよ。

きょうのチャレンジ

ほうきや 新聞紙(しんぶんし)の ぼうを スティックに して、やわらかい ボールを まっすぐ ころがしてみよう。5m 先の 目印(めじるし)まで、ボールを はなさずに 運べたら すごい!(広い 場所で、まわりに 人が いないときにね)

おうちの人へ

費用の目安

  • 会費や登録費は、クラブや団体ごとに違うので、申しこむ前に確認してください。
  • 用具代は店や種類で変わるので、体験で借りてから選ぶことをおすすめします。

安全について

  • 防具: ゴールキーパーは頭・脚・足の防具を最低限つけることが競技規則で決まっています。フィールドプレーヤーも、すね・足首・口(マウスガード)の防具がすすめられています。
  • 年齢別の練習量とけがの予防は、指導者や医療の専門家の確認が必要です。

はじめての道具

宮城県でホッケーができる場所(市町村から)

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