この記事でできるようになること
- はじめての練習の流れがわかる
- 家でできる練習をためせる
- 暑い日に気をつけることがわかる
1回目のめあては「楽しかった」で終わること
はじめての練習で、タイムをはからなくても大丈夫。長い道のりを走らなくてもいいよ。大切なのは、安全に体を動かすこと。そして「また来たい」と思えることだよ。
日本陸連は、子どもの大会の考え方をまとめているよ。そこには、こう書いてあるよ。
- 記録にちょうせんして「できた!」と感じることを大切にする
- 陸上の楽しさを大切にする
- いろいろな種目をやってみる
早いうちから、1つだけにしぼらない考え方だよ。
1回目の流れの例
- あいさつをしよう。大人やコーチ(教える人)がいるか、たしかめよう。
- 歩く → 早歩き → ゆっくりジョグ。ジョグは、話せるくらいのゆっくり走りだよ。
- 首・肩・足首・足のつけねを、ゆっくり動かそう。
- 短い道のりを、気持ちよく走ろう。20〜30mを何回か。もどるときはゆっくりね。
- おにごっこやリレーなど、遊びで走ろう。
- 水を飲んで、体をゆっくりのばそう。
走り方は、むずかしく考えなくていいよ。「前を向いて」「うでをふって」「気持ちよく走る」から始めよう。
家でできる練習
- ケンケン・スキップ: 広い場所でやろう。左右の足でバランスをとるよ。
- かけ足タッチ: 近くの目じるしまで走ろう。タッチして帰ってきてね。
- ストレッチ: 体をのばす運動だよ。おふろのあとに、ふくらはぎ・太もも・うでをのばそう。
- ふだんの遊び: 公園で、走る・とぶ・投げる遊びをしよう。
道路や、人がたくさん通る場所はさけよう。大人といっしょに、安全な場所を選んでね。
暑い日・体の調子がよくない日は、むりをしない
子どもの体は、まだあせをうまくかけないことがあるよ。がんばりすぎると、体が熱くなりすぎることもあるよ。だから、暑い日は気をつけようね。
- こまめに休もう。
- こまめに水を飲もう。
- ぼうしなどで、暑さをふせごう。
体の調子が悪いときは、練習を休もう。
おうちの人へ
暑さへの注意
日本陸連の「育成年代における競技会ガイドライン」では、人の発汗機能は思春期ごろまで未発達であること、高い意欲や競争の気持ちから無理をすると体温が上がるおそれがあることを理由に、暑い環境での活動に注意するよう示しています。同じガイドラインは、WBGT(暑さ指数)が31度以上のときには、競技の中止や中断などの安全対策をとることとしています。
日本陸連の安全対策ガイドラインでも、熱中症の対策として、こまめな休憩、こまめな水分補給、帽子などでの暑さよけをあげています。指導者は体調不良に気づいたら、練習を止めたり休ませたりします。
指導者といっしょに確認すること
日本陸連の「事故を防ぐ3つのポイント」は、次の3つです。
- 指導者: 活動のときは、指導者が立ち会う
- 場所: 場所と用具を確認する。ほかの団体と連絡をとる
- 時間: 無理のない活動時間にする。天気・気温・明るさを見る
また、ネットや練習で使う道具が壊れていないか、毎回点検することも大切です。
ことばのミニじてん
- ジョグ: おしゃべりできるくらいの、ゆっくりした走り。
- WBGT(ダブリュー・ビー・ジー・ティー): 気温・しつ度・日ざしから出す、暑さのめやすの数字。
- ウォーミングアップ: 運動の前に、体をあたためるじゅんび運動。
きょうのチャレンジ
おふろのあとに、左右のふくらはぎを、ゆっくりのばしてみよう。どちらもできたら、すごい!