ランニングのはじめ方

公園の道を走る若者たち

この記事(きじ)でできるようになること

  • 安全(あんぜん)な走(はし)り方の始め方が分(わ)かる。
  • 走るときのマナーが分かる。
  • 暑(あつ)い日に気をつけることが分かる。

ひとことで

ランニングは、自分(じぶん)のペースで走るスポーツだよ。道(みち)や公園(こうえん)、陸上(りくじょう)競(きょう)ぎ場(じょう)のトラックなどを走るよ。トラックは、競ぎ場の中のまるいコースのことだよ。

タイムをきそう競走(きょうそう)もあるよ。順位(じゅんい)やタイムを気にしないで走る「ファンラン」もあるよ。

トラックの短い長さのレースは、陸上競技のページで見てね。このページでは、道やコースを走る「ランニング」を楽(たの)しもう。

やってみたくなるポイント

  • 今日(きょう)から始められる。とくべつな場所(ばしょ)や相手(あいて)はいらないよ。安全な場所と、動(うご)きやすい服(ふく)、走りやすいくつがあれば始められるよ。
  • 自分のペースでいい。順位をつけない、走る行事(ぎょうじ)もあるよ。2026年の東京(とうきょう)マラソンファミリーランは、約(やく)1kmのファンランだったよ。公式(こうしき)のタイムは、はからなかったよ。
  • 家族(かぞく)や友(とも)だちと走れる。親子(おやこ)ペアで走る大会(たいかい)もあるよ(下(した)の「年代(ねんだい)別(べつ)の違(ちが)い」)。
  • 「いつものけしき」がかわる。公園、川(かわ)ぞいの道、競ぎ場など。走る場所をかえると、同じ長さでも気分(きぶん)がかわるよ。
  • 体を動かす時間(じかん)をふやせる。国(くに)の「健康(けんこう)づくりのための身体(しんたい)活動(かつどう)・運動(うんどう)ガイド2023」に書(か)いてあるよ。子どもは、少しいきがはずむくらいの運動を、1日60分(ぷん)以上(いじょう)するのがいいよ。走るだけでなく、遊(あそ)びや学校(がっこう)への行き帰りもふくめた時間だよ。

はじめ方

  1. まず短い長さを、歩(ある)く→走る→歩く、のくり返しで。きつくなったら、すぐ歩いていいよ。
  2. 走る場所をえらぶ。車や自転車(じてんしゃ)が来(こ)ない場所から始めよう。公園の、ぐるっと回(まわ)るコース。競ぎ場のトラック。学校の校庭(こうてい)など。宮城県(みやぎけん)で「陸上」「ランニング」ができる施設(しせつ)は、このサイトでさがせるよ(「宮城で始めるには」を見てね)。
  3. 仲間(なかま)や教室(きょうしつ)をさがす。学校の陸上部(ぶ)や、地(ち)いきの陸上クラブ・スポーツ少年団(しょうねんだん)があるよ。日本(にほん)スポーツ協会(きょうかい)(JSPO)が「スポーツ少年団」の案内(あんない)をしているよ。見学(けんがく)や体験(たいけん)ができるか、聞(き)いてみよう。
  4. 行事・大会は、公式の案内を読(よ)む。年(ねん)れいや長さなどのきまりは、大会ごとにちがうよ(「年代別の違い」を見てね)。
  5. 年れいの目安(めやす)。何歳(さい)から、どれくらい走っていいか。全国(ぜんこく)で同じきまりは、今回の資料(しりょう)では見つからなかったよ。体のことが心配(しんぱい)なときは、おうちの人に話(はな)そう。

必要(ひつよう)な用具(ようぐ)

  • いるもの: 動きやすい服、走りやすいくつ、水(みず)(水とう)、タオル、帽子(ぼうし)(外(そと)で走るとき)。
  • あるとよい: ストップウォッチや時計(とけい)(時間をはかる)、走りやすいくつ下。
  • 最初(さいしょ)は買(か)わなくてよい: 走る用の服や小物(こもの)、高いランニングシューズ。今あるくつで、短い長さから始めていいよ。
  • くつえらび: 子どもの足は、すぐ大きくなるよ。サイズや買いかえは、お店(みせ)の人やコーチに足を見てもらおう。この記事は、どの商品(しょうひん)がいいかはすすめないよ。
  • 夜(よる)や暗(くら)いとき: まわりから見えやすい色(いろ)の服を着(き)よう(道を走るとき)。
  • お金(かね)のこと: 下の「おうちの人へ」を見てね。
ランニングに必要な、動きやすい服、走りやすいくつ、水筒、帽子の絵。
走るときの持ち物

基本(きほん)ルール

ルール1つを、絵(え)1まいと短(みじか)いせつめいで見ていこう。全部(ぜんぶ)で6まいだよ。

合図までスタートを待つのルールを表した絵

1. 合図(あいず)までスタートを待(ま)つ

スタートの合図は、競技場(きょうぎじょう)の外のレースでも、スタートの係(かかり)やしんぱんが出すよ。合図を聞(き)いてから走りだそう。

決まったコースを走るのルールを表した絵

2. 決(き)まったコースを走(はし)る

レースでは、決められたコースを走るよ。とちゅうで、何kmまで来たかを表示(ひょうじ)するよ。

近道をしないのルールを表した絵

3. 近道(ちかみち)をしない

コースをはずれて、近道をしてはいけないよ。ゼッケンのつけ方や時間のきまりなど、大会ごとの注意(ちゅうい)も守(まも)ろう。

給水所で水を飲むのルールを表した絵

4. 給水所(きゅうすいじょ)で水(みず)を飲(の)む

スタートとゴールに、水などの飲(の)み物(もの)を用意(ようい)するよ。どの長さのレースでも、約5kmごとに水を飲む場所を作(つく)るよ。

ゴールまでコースを走るのルールを表した絵

5. ゴールまでコースを走(はし)る

レースの長さは、1マイル、5km、10km、ハーフマラソン、マラソン(42km195)など、いろいろあるよ。駅伝(えきでん)は、たすきをつないで走るリレーだよ。

安全な間隔をあけるのルールを表した絵

6. 安全(あんぜん)な間隔(かんかく)をあける

歩く人、自転車(じてんしゃ)、車が通る場所では、ぶつからない向きと速(はや)さで走ろう。横(よこ)に広がらないようにして、追(お)いぬくときは声をかけよう。走ったあとは、ごみを持って帰ろう。

ルールのくわしいまとめ

ランニングは、ルールが多くないよ。でも、レースに出るときのきまりと、走るときのマナーがあるよ。

レースのきまり

日本陸上競ぎれんめいの「陸上競技ルールブック2026」の第7部「道路競走」からだよ。

  • きほんの長さ: 1マイル(1,609.344m)、5km、10km、15km、10マイル(約16km)、20km、ハーフマラソン(21km0975)、25km、30km、マラソン(42km195)、50km、100km、ロードリレー。駅伝(えきでん)は、たすきをつないで走るリレーだよ。駅伝は「駅伝競走規準」というきまりでやるよ。
  • コース: 決められたコースを走るよ。コースをはずれて、近道(ちかみち)をしてはいけないよ。
  • とちゅうの長さの表示(ひょうじ): とちゅうで、何kmまで来たかを表示するよ。
  • 水を飲(の)む場所: スタートとゴールに、水などの飲み物を用意(ようい)するよ。どの長さのレースでも、約5kmごとに水を飲む場所を作るよ。天気(てんき)や走る人の具合(ぐあい)で、もっとふやすこともあるよ。きりのような水をかける場所を作ることもあるよ。
  • スタートの合図(あいず): 競ぎ場の外のレースでも、スタートの係(かかり)やしんぱんが合図を出すよ。

走るときのマナー

  • 歩く人、自転車、車が通る場所では、ぶつからない向きと速(はや)さで走ろう。
  • 横(よこ)に広がらないようにしよう。追(お)いぬくときは、声をかけるか、間(あいだ)をあけよう。
  • 走ったあとは、ごみを持(も)って帰ろう。
  • 大会では、大会ごとの注意(ちゅうい)を守(まも)ろう(コース、時間のきまり、ゼッケンのつけ方など)。ゼッケンは、番号(ばんごう)を書いた布(ぬの)だよ。

「約1kmのファンラン」など、順位をつけない行事

2026年の東京マラソンファミリーランは、小学生(しょうがくせい)1人とおうちの人1人のペアで走ったよ。約1kmを10分以内(いない)に走り終(お)えられることが条件(じょうけん)だったよ。公式のタイムは、はからなかったよ。長さや時間のきまりは、行事ごとにちがうよ。出る行事の案内を読もう。

年代別の違い

ランニングには、全国で1つの「年れい別のルール」があるわけではないよ。年れいの条件は、大会や行事ごとにちがうよ。

  • 東京マラソンの行事でも、出られる人がちがうよ。小学生とおうちの人のペア、12歳以上、19歳以上など、ばらばらなんだ。
  • 年れいに合う走る長さや、練習(れんしゅう)の量(りょう)を決めた、全国で同じ目安は見つからなかったよ。だから、この記事では書かないよ。

くわしい表は、下の「おうちの人へ」にあるよ。

安全

  • 暑さに気をつける。暑い日は、熱中(ねっちゅう)しょうになりやすいよ。熱中しょうは、暑さで体の具合が悪(わる)くなること。すごく暑い日は、走るのをやめよう。おうちの人といっしょに「暑さ指数(しすう)」を見て決めよう。
  • 水と休(やす)み: 走る前、走っているとき、走ったあと。のどがかわく前に、こまめに飲もう。つらくなったら、すぐに止(と)まって休もう。
  • 道・車に気をつける: 歩道(ほどう)や広い公園など、車や自転車からはなれた場所で走ろう。夜やうす暗いときは、ひとりで走らないよ。
  • 体の調子(ちょうし)が悪い日: 熱(ねつ)がある、ねぶそく、具合が悪いときは、走らないよ。
  • いたいとき: ひざ、足首(あしくび)、かかとがいたくなったら、走るのをやめよう。おうちの人やコーチに言(い)おう。
  • レース・行事: 大会の、水を飲む場所や、手当(てあて)をする場所、コースの注意を守ろう。

くわしい数字(すうじ)は、下の「おうちの人へ」にあるよ。

練習メニューの例(れい)

家の近くでできる

だんかいやること見ること安全
1歩く→ゆっくり走る→歩く、をくり返す(時間は自分で決める)話しながらでも続(つづ)けられる速さかむりに続けない。つらければ歩く
2走る時間を少しずつ長くするいきが苦(くる)しくならないか暑い日は短く、水を飲む
3公園のコースを、自分のペースで回る同じペースで走れるかほかの人や車に気をつける
4友だちや家族と「おしゃべりしながら」走る話が続くか人が多いときは横に広がらない

学校・チームで

  • 「走る→歩く」の組を作って、こうごにくり返そう。
  • ゴールの時間より「ペースを守れたか」を見よう。
  • 暑い日は、たてものの中や、短い時間にかえよう。

よくある質問(しつもん)

Q. 何歳から走っていいの?A. 「何歳から」という全国で同じきまりは、見つからなかったよ。大会や行事は、年れいや学年の条件をそれぞれ決めているよ。

Q. どれくらいの長さを走ればいい?A. 年れいに合う長さの目安は、見つからなかったよ。さいしょは短く。つらくなったら歩こう。

Q. 親子で出られる大会はある?A. あるよ。東京マラソンファミリーランは、小学生とおうちの人のペアで約1kmを走る行事だよ(2027年は3月7日、公式ページを見てね)。ほかの地いきの行事は、それぞれの案内をさがそう。

Q. タイムをはからないといけない?A. かならずではないよ。2026年の東京マラソンファミリーランのように、公式のタイムをはからない行事もあるよ。

Q. 夏(なつ)でも走っていい?A. 暑さ指数(WBGT)を見て決めよう。31以上のときは、運動はやめるのがきほんだよ。とくに子どもはやめようね(日本スポーツ協会の指針(ししん))。

きょうのチャレンジ

公園で「歩く→ゆっくり走る→歩く」を3回くり返してみよう。走るときは、おしゃべりできるくらいの速さでね。できたら、すごい!

おうちの人へ

費用

  • 会費や登録費は、道場・クラブ・教室ごとにちがうので、体験や見学のときに確認してください。用具代は店や種類で変わるので、体験で借りてから選ぶことをおすすめします。
  • スポーツ少年団などの活動日・費用・対象年齢は団体ごとに違います。
  • 施設の使える日時・予約・料金は施設ごとに違います。行く前に施設の案内ページで確かめてください。
  • 大会・行事の年齢、距離、制限時間、申込方法、保護者の同意の決まりは、大会ごとに違います。体のことが心配なときは、必要に応じて医師や指導者に相談してください。

年代ごとの決まり

今回確認できた公式資料で、条件が違う例を並べます。

行事・大会(例)対象・年れい距離その他の条件
東京マラソンファミリーラン2026(2026年3月1日、開催済み)小学生と大人(親または保護者)のペア約1km公式のタイム計測なし。ペアで10分以内に走り終えられること。500組、1組6,000円
東京マラソンフレンドシップラン2026(2026年2月28日、開催済み)12歳以上5km(ファンラン)5kmを30分以内に走れること。18歳未満は保護者の同意が必要。計測なし
バーチャル東京マラソン2026(2026年2月14日〜3月8日)19歳以上マラソン(42.195km、期間内に累計も可)アプリで距離を記録
ワールドアスレティックス ロードランニング選手権 コペンハーゲン26(2026年9月19・20日、開催済み)の市民レース年れい制限なし(1マイル、5km、ハーフマラソン)1マイル、5km、ハーフマラソン18歳未満は保護者の許可が必要
同選手権の出場選手(世界大会のエリートの部)大会が行われる年の12月31日に18歳以上(選手権の種目)World Athleticsの規則C1.2に基づく
  • この表の読み方: 東京マラソンの行事は、同じ主催者でも対象年齢(小学生ペア/12歳以上/19歳以上)がバラバラです。これは行事ごとの決まりで、ほかの大会に当てはめないでください。
  • 確認していないこと: 日本国内の小学生・中学生向けのロードレースや駅伝の要項(宮城県内の大会を含む)、学校のマラソン大会、年代別の参加距離の規定。

安全の詳細

  • 暑さ指数(WBGT): 日本スポーツ協会の運動指針(環境省のページで引用されている表)では、暑さ指数が31以上のときは運動は原則中止で、特に子どもの場合は中止すべきとされます。28以上31未満は「厳重警戒」で、激しい運動や持久走など体温が上がりやすい運動を避け、10〜20分おきに休憩をとり水分と塩分を補給します。25以上28未満は「警戒」で積極的に休憩をとります。21以上25未満は「注意」で運動の合間に積極的に水分と塩分を補給します。21未満でも、市民マラソンなどでは熱中症が起きるので注意してください。環境省の熱中症予防情報サイトで、全国の暑さ指数の実況と予測を見られます。
  • 給水: 日本陸連の規則は、約5kmごとに給水所を設ける(標準)としていますが、大会によって異なります。
  • 身体活動の目安: 厚生労働省のガイドは、こどもは中強度以上の身体活動を1日60分以上行うことを参考値にあげています。

はじめての道具

宮城県でランニングができる場所(市町村から)

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