ランニングをつづける子の習(しゅう)かんと保護者(ほごしゃ)のサポート

走るのが好きな子は、がんばりすぎないのがじょうず。体調の見かた、ウォームアップ、家族の声かけ、シューズの手入れを紹介するよ。

この記事(きじ)でできるようになること

  • 走る前に、体(からだ)の調子(ちょうし)をチェックできる
  • ケガをふせぐウォームアップができる
  • 体からの「いたいよ」のサインに気づける

つづけられる子の3つの習かん

  1. がんばりすぎない: 「今日はつかれたから短くしよう」と、自分で決められるといいね。
  2. 記録(きろく)をつける: 走った日、時間(じかん)、気分をカレンダーに書こう。シールをはるだけでもいいよ。
  3. いろいろな運動(うんどう)をする: 日本陸連(にほんりくれん)も、子どものうちは1つにしぼらないことをすすめているよ。

走る前の体のチェック

走る前に、おうちの人といっしょに、この4つをたしかめよう。

  • きのう、よくねむれたかな?
  • ごはんを食(た)べたかな?
  • どこか、いたいところはないかな?
  • 今日は暑(あつ)すぎないかな?(暑さ指数(しすう)を見てね)

1つでも気になったら、その日は短くするか、休(やす)もうね。

ケガをふせぐウォームアップ

ウォームアップは、体をあたためるじゅんび運動だよ。

  1. 早歩きを2〜3分。
  2. 足首(あしくび)・ひざ・こし・肩(かた)を、ゆっくり回そう。
  3. もも上げと、かかとをおしりにつける走りを、それぞれ20m。
  4. ゆっくりジョグ(話せるくらいのゆっくり走り)から、少しずつ速くしよう。

走り終わったら、歩いていきを落(お)ちつけよう。ふくらはぎと太(ふと)ももを、ゆっくりのばそうね。

いたみのサイン

ひざの下、かかと、すね。走るたびにいたむなら、走りすぎのサインかもしれないよ。がまんして走らないでね。休んで、おうちの人に話そう。

寒(さむ)い日は

手ぶくろや上着(うわぎ)で、体を冷(ひ)やさないようにしよう。走り始めは、とくにゆっくりね。

大会に出るとき

  • 前の日は早めにねよう。朝ごはんは、食べなれたものにしよう。
  • コースの地図(ちず)を見よう。スタート・ゴール・給水(きゅうすい)の場所(ばしょ)をたしかめてね。給水は、走りながら水をもらうことだよ。
  • 当日は早めに着こう。トイレとウォームアップの時間をとろう。
  • 走り終わったら、順位(じゅんい)より「自分のペースで走れたか」をふり返(かえ)ろう。

くつの手入(てい)れ

  • 走ったら、どろを落とそう。中じきを出して、日かげでかわかそう。
  • くつひもは毎回、結(むす)び直そう。かかとを合わせてから、しめてね。
  • 底(そこ)がすりへったり、足に合わなくなったりしたら、買いかえのめやすだよ。

おうちの人へ

声かけ

  • 「何分で走れた?」より「最後まで走れたね」「楽しそうだったね」と声をかけましょう。
  • 家族が一緒に走ったり、自転車でそばについたりすると、子どもが安心しやすくなります。
  • 速い・遅いを、きょうだいや友だちと比べないようにしましょう。
  • 子どもが「今日はやめたい」と言ったら、その気持ちを大切にしましょう。

痛みと体調

膝の下、かかと、すねなどが走るたびに痛むときは、走りすぎのサインかもしれません。我慢して走り続けさせず休ませ、痛みが続くなら病院で相談しましょう。

暑さ対策

日本スポーツ協会は、暑い時期の運動では水分と塩分の補給、こまめな休憩をすすめています。走る前には環境省の暑さ指数(WBGT)も確認しましょう。

きょうのチャレンジ

走る前に、4つのチェックを自分で言ってみよう。ぜんぶ言えたら、すごい!

参考にした資料

はじめての道具

ランニングのはじめ方にもどる