マラソン・駅伝(えきでん)・ロードレースの見方(みかた)

長い距離のレースは、どこで力を使うかの作戦がかぎ。マラソンや駅伝を見るとき、どこに注目すると面白いかを紹介するよ。

この記事(きじ)でできるようになること

  • 長い道のりのレースの作戦がわかる
  • 集団のどこを走るかで、何がかわるかわかる
  • 駅伝の見どころがわかる

長いレースは「作戦のスポーツ」

マラソンや駅伝、ロードレースは、道路(どうろ)を長く走るレースだよ。ただ速く走るだけでは、勝(か)てないんだ。体力(たいりょく)にはかぎりがあるからね。どこでゆっくり走るか。どこで力を使うか。それを考える「作戦」が大事(だいじ)だよ。

作戦1

ペース配分は、走る速さをどう分けて使うかのことだよ。よく見られるのは、この3つ。

  • ずっと同じ速さ: さいしょから最後(さいご)まで、同じくらいの速さで走る。
  • 後半(こうはん)スパート: 前半は力をためるよ。後半や最後に、ぐんと速くする。
  • 前半から飛(と)ばす: さいしょから前に出て、相手を引きはなす。でも、後半にばててしまうこともあるよ。

テレビでは、1kmごとや5kmごとのタイムが出ることがあるよ。その数字を見ると、選手(せんしゅ)がどの作戦かわかるよ。

作戦2

集団は、いっしょに走っている選手のかたまりのことだよ。

  • 集団の中にいる: 前の選手が風(かぜ)よけになるよ。体力をのこしておける。
  • 先頭(せんとう)を引っぱる: 自分のペースで走れるよ。でも、風を受(う)けやすい。
  • しかける: 集団から飛び出して、ほかの選手を引きはなそうとするよ。

「だれが、いつ、しかけるかな?」と考えながら見てみよう。レースがぐっと楽(たの)しくなるよ。

作戦3

給水所(きゅうすいじょ)は、走りながら水をもらえる場所(ばしょ)だよ。道路のレースには、給水所のきまりがあるよ。選手は、給水所で水やドリンクをとりながら走るよ。暑(あつ)い日は、うまく水をとれるかも勝負(しょうぶ)の一つだよ。

坂道(さかみち)やカーブ、折(お)り返(かえ)し地点(ちてん)も見どころだよ。のぼり坂でスピードを落(お)とさない選手。下り坂でぐっと前に出る選手。コースを使った作戦もあるんだ。

駅伝の見どころ

駅伝は、何人かで「たすき」をつなぐリレーのレースだよ。たすきは、かたからななめにかける布(ぬの)のこと。

  • 区間(くかん)ごとの役(やく)わり: 区間は、1人が走るきょりのこと。スピードがある人、のぼり坂がとくいな人など、区間に合わせて走る人を決めるよ。
  • たすきリレー: 前の人から次の人へ、たすきを手わたすよ。
  • 順位(じゅんい)の入れかわり: 1つの区間で、何人もぬくこともあるよ。

1人ひとりがチームのために走る。それが駅伝の楽しさだよ。

子どもの大会では

小学生のロードレースやファミリーランには、順位をつけない大会もあるよ。自分のペースで、最後まで走ることがいちばんのめあてだよ。

きょうのチャレンジ

マラソンや駅伝を見てみよう。「この選手はどの作戦かな?」と予想(よそう)できたら、すごい!

参考にした資料

はじめての道具

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